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ついにWatsonの日本語版が!

2016/02/23 15:26

 2月18日、IBMのコグニティブ・コンピューティング・テクノロジー「Watson」の日本語版が発売されました。約1年ほど前に、日本IBMと当時のソフトバンクテレコム(現ソフトバンク)が、Watsonの日本語対応と日本市場への導入を共同で進めると発表しましたが、この日を待ち望んでいた関係者も多いでしょう。その証に、すでに受注もいくつか決まっているそうです。

 まだ英語版しか存在しなかった1年前の時点で、Watsonはソフトウェアの再販プログラムである「Software Value Plus」の対象になっており、グローバルでは、100社以上のパートナーが再販契約を結んでいました。日本でも、多くのITベンダーが関心を示しており、パートナーエコシステムが急速に拡大しそうです。また、IBM自身はWatsonがAIと呼ばれるのを拒んでいますが、エンタープライズITにおけるAI活用という面でも、市場に与える影響が注目されるところです。(本多和幸)

【記事はこちら】
日本IBMとソフトバンク、コグニティブ・テクノロジー「Watson」日本語版の販売をスタート
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.2.23」より
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