クラウドファンディング形式で予約販売が始まったWi-Fiルータ「Portal」の購入手続きを行いました。デジタルガジェットに目がない筆者ですが、製品発表を見てすぐに購入を決めたのは久しぶりです。通常の通信機能に加えて、受信専用チップを搭載しているのが特長です。受信専用チップで無線LAN用の周波数帯を常時スキャンしており、気象レーダーや他のトラフィックとの干渉がないチャンネルを積極的に使用することで、より高速・安定な通信を実現するとしています。

 充実のスペックで定価1万5800円とあって、私のような無線通信マニアにはたまらない製品ですが、同じように飛びつく人はそんなに多くないだろうと思っていました。しかし、予約を受け付けているクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」を見ると、目標の100万円は受付初日に早くも達成し、集まった資金総額は7月5日時点で600万円を超えており驚きました。

 われわれマニア層にとっても嬉しい製品ですが、この製品がもつ高度な制御技術が真価を発揮するのは、多数のアクセスポイントを設置しなければならないオフィスや各種施設といった法人用途のような気がします。企業向けの販売や、技術のOEM提供といった、次の展開を期待したいと思います。(日高彰)

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イグニッション・デザイン・ラボ、Wi-Fiルータ「Portal」の予約販売を開始
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.7.6」より