日本版GPS「みちびき」のサービスがいよいよ2018年度から始まります。組み込みソフト開発のコアは、業界に先駆けて5か国の測位衛星の電波を受信できるチップを開発。年内には製品化して、「みちびき」と米欧中露の測位衛星を活用できるようにするそうです。

 一昔前の衛星測位サービスは、米GPSしか使えませんでした。ですが、今は「みちびき」をはじめ各国の測位衛星を活用することで、センチメートル単位の精密測位ができるようになるといいます。

 「みちびき」公式サイトでは、日米欧中露の測位衛星の位置をシミュレーションするアプリ「GNSS View」が無料で配布されています。アプリの画面には、天空を高速で移動していく各国の測位衛星の動きが手にとるようにわかります。

 コアでは、これら各国の測位衛星をフル活用することで、農業機械/建設機械の自動運転や、地形を測位して地滑りや土砂崩れの予兆を検知するといったシステム開発に活用していく方針です。宇宙を対象としたITビジネスが、より身近なものになりそうです。(安藤章司)