▼長くは使えないと覚悟していたが、はやすぎないか。格安スマホのことである。SNSを利用する程度なのに、1年ともたなかった。原因はバッテリ。満充電から1時間ほど使うと、残量不足でシャットダウンしてしまう。バッテリが交換不能なモデルゆえ、買い替えるしかない。

▼スマートフォンは買い替えサイクルが短い。ハイエンドモデルでさえ、2年も使えば買い替えを検討する人が多い。メーカーにとっては巨大なおいしい市場だが、国産勢は苦戦が続く。躍進のカギはバッテリにあり。そう考えてみたが、バッテリを交換できれば済む話だ。解決策をみつけるのは簡単ではない。

▼ウィンドウズXPのサポート終了で導入したPCが、買い替えの時期を迎える。今回のキーワードが「働き方改革」なら、モバイルPCが軸となるに違いない。差異化のカギはバッテリかと考えてみたが、駆動時間はすでに十分。歴史があるだけに、差異化が難しい市場である。

▼格安スマホの買い替えを検討しているが、どれも同じにみえて迷ってしまう。ハイエンドモデルが安心だが、痛い目にあう覚悟があれば、格安スマホで十分な気もしている。（風）