インターネット機器を識別するためのIPアドレス。これまで使われていたIPv4は約43億個の機器に割り当てることができたそうですが、全世界の人口や、一人当たりが所有するインターネットデバイスの数を勘案すると、どう考えても足りません。「早急に最新バージョンであるv6へと移行しましょう」といわれてしばらく経ちますが、なかなか進まないようです。ちなみに、このv6が割り当てることができる機器の数は約340澗(かん)。なかなか見慣れない単位が出てきましたが、1澗=1兆×1兆×1兆という途方もない数字です。v6が枯渇することはほぼなさそうですね。

 先日、ソフトバンクはこのIPアドレスを使わずに通信を可能にする技術を開発しました。この先、スマートシティに向けて何億という単位でIoTデバイスが展開されていくと思われます。将来、数澗に及ぶ身の回りのデバイスが、通信しあう世界が実現するかもしれません。(銭君毅)