先週末に神楽坂を散歩しました。神楽坂は石畳が敷かれた裏道や和テイストの小物を扱う雑貨屋さんなどがあって、歩くだけで楽しいですよね。和菓子屋さんも多く、この季節は栗のお菓子が目を引きます。

 和菓子の中で私が好きなのは練り切りです。白あんをベースにした練り切りあんに色合いを付け、指やヘラなどで形を作ります。その形は季節の花やおめでたい動物、最近はキャラクターなどいろいろあります。繊細な細工を指先やヘラで作る練り切りは、本当に職人技だなあと感心します。

 熟練の職人というのは、機械のような精確さできめ細かい作業ができるといいます。人は技を極めると機械のようになるんですね。部品メーカーのTHKは熟練作業者が行っていた部品の点検作業を機械に任せるソリューションを作りました。精緻で正確さが求められる作業こそ、機械の強みを発揮できる分野かもしれません。(山下彰子)