キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、向こう3年の国内市場の見通しで、同社の主力製品であるインクジェットプリンタやカメラ、複合機、レーザープリンタのいずれの出荷台数も縮小、または頭打ちすると厳しく見ています。

 インクジェットがコロナ禍における在宅勤務特需の反動減、複合機やプリンタがテレワークの定着化や業務のデジタル化による出力枚数の減少といった要素が考えられます。逆風の中にあっても、キヤノンMJの足立正親社長は「主要品目の全てプラス成長にもっていく」と強気。成長のカギを握るのが、キヤノン製デバイスの価値や利便性を高めるソフト・サービスの一段の拡充です。

 キヤノンMJグループは、事務機メーカー系販社のなかでも屈指のソフト開発力を有しているものの、それが他社に比べて圧倒的に有利になっているかといえば、「まだ十分ではない」というのが足立社長のもっぱらの見方。ソフト・サービスとデバイスを一層融合されることで成長を目指す考えです。(安藤章司)

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キヤノンMJ 複合機・プリンタ市場の逆風にどう立ち向かう ITソリューションを中核に収益構造を転換