マイクロソフトのERP「Dynamics 365」は、SaaS方式で手軽に使えることもあり、中堅・中小企業ユーザーでの採用も増えています。豆蔵デジタルホールディングスグループのエヌティ・ソリューションズは、この裾野の広がりを商機と捉えて、Dynamics 365のオンライン学習教材を10月から大幅に拡充しました。
受講者の6割はDynamics 365の売り手であるSIerやリセラーの社員が占め、4割はユーザー企業の情シス担当者などが占めるといいます。受講料は月額税別10万円（期間限定の特価）で、一通り受講を終えた後は同3万円でQ&Aコミュニティに参加して知識をアップデートできる仕組みです。
Dynamics 365は継続的に改善や機能が拡張され、かつデータ分析やRPA、ローコード開発などをセットにしたPower Platformも絡むことから、最新の知識をアップデートしていくことが必須。同社は、一過性の受講にとどまらず、Q&Aコミュニティを活性化させることで、自社の安定収益の柱の一つに育てていく方針です。（安藤章司）
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エヌティ・ソリューションズ、オンライン教育サービス「DLP Online」で受講者数2000人を目指す
