カスタマーサービスプラットフォームを提供する米Zendesk（ゼンデスク）が国内市場へ参入してから、2月で丸10年を迎えました。現在、多くの企業が注目するカスタマーエクスペリエンス（CX）に10年前から焦点を当てていたことを考えると、先見の明があったといえるでしょう。

　国内では、他国と同様にスタートアップから顧客の獲得を進め、現在の顧客基盤は大企業にまで広がっているそうです。日本法人の冨永健社長は、直近のビジネスの状況について「非常にうまくいっている」と説明しています。

　これまではユーザーが自ら導入できる手軽さを強みにビジネスを伸ばしてきましたが、今後は、さらなる成長を目指してパートナーとの関係を一段と強化する方針です。冨永社長は、次の10年に向けて「かなり自信を持っている」と話しています。（齋藤秀平）

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Zendesk日本法人、国内市場へ参入して10年 パートナーとの関係を一段と強化