米Cisco Systems（シスコシステムズ）は、重点領域の一つにセキュリティーを定めて事業を強化し、セキュリティー専業ベンダーに引けを取らない製品ラインアップを展開しています。

　同社は、セキュリティー事業の取り組みの一つとして「サイバーセキュリティセンターオブエクセレンス（CoE）」を東京に開設すると発表し、セキュリティー研究機関「Talos」の日本部門を立ち上げるとしています。私は過去の取材で、Talosによる脅威情報などを聞きましたが、サイバー攻撃の手法や動向が細かく解説されていて、とても勉強になったことを覚えています。今後、どういった情報が発信されるのか楽しみにしたいです。

　記事では、同社が進めるプラットフォーム戦略や、米Splunk（スプランク）との連携などセキュリティー領域の最新の取り組みを取材しました。競争が激しいセキュリティー市場に中で、どのように存在感を示していくのか、今後も注目していきたいです。（岩田晃久）

【記事はこちら】
拡大する「Cisco」のセキュリティー 安全・快適のための機能をインフラに融合