米Pure Storage（ピュア・ストレージ）は、グローバル全体で、間接販売の割合が100％となっており、パートナービジネスを事業の柱としています。外資ベンダーの場合、本社は直販をしているケースが少なくないため、同社のビジネスモデルを聞いた時は少し驚きました。

　米国時間の2月5日には、新たなパートナープログラムを発表、市場に対するパートナー各社の影響力強化を目指す姿勢を示しました。リベートの改善だけでなく、ポータル刷新や技術ブートキャンプの実施など支援体制の強化を図るとしています。

　個別取材の中で、ピュア・ストレージ・ジャパンの北崎博司・パートナー本部営業本部長が「われわれだけがプロフィットを上げてパートナーがつらい思いをするということでは、ビジネスは成立しない」と強調していたのが印象的でした。パートナープログラムの刷新によって、同社の事業はどのように変化していくのか、引き続き動向を追っていきたいです。（大向琴音）

【記事はこちら】
米Pure Storage、新パートナープログラムを展開 ポータル刷新などで支援を充実