▼4月は多くの地域で夏日が観測されている。春の穏やかな陽気を楽しむ日はあまりなく、早くも夏の訪れを感じる。気象庁が発表した5~7月の3カ月予報では、全国的に平年より気温が高くなる見通しで、今夏も酷暑かと思うとげんなりする。
▼5月からクールビズをスタートさせる企業が多い。40歳の記者が就職した当時は、クールビズが始まったばかりで浸透しておらず、営業職だったこともあり、スーツにネクタイを締めて客先を訪問していた。同様に夏場でもネクタイをしている人が多くいた記憶がある。
▼現在では、クールビズが定着した。売り場には冷感や通気性に特化した生地のシャツなどが並び、どのくらい涼しくなるのか興味を引かれる。ただ、40度にもなる近年の夏では、どのような服装でもささやかな抵抗にしかならないのが現実だ。
▼ビジネスの場面では、服装は必ず見られる。軽装のクールビズでは、服のしわやよれが目立ちやすく、少し間違えると清潔感に欠け、悪い印象を与えてしまう。たんすの中の夏服がもう出番を迎えそうだ。その服が、だらしなく見えはしないか、読者の皆さんにおいては「えりを正して」準備してほしい。(帆)