「プロボノ」という言葉を聞いたことはありますか。もともと「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」が語源で、スキルや経験を生かして社会に貢献したいと考える人材や活動を指します。IT企業でも少しずつ広がりを見せており、支援先の団体のニーズとマッチングさせて被災地復興や非営利団体のサポートなどを担っています。
基本はCSRの観点から展開されるものですが、実は副次的に人材のスキルアップや属する企業の本業に生かされる可能性も秘めています。普段の業務とは違うボランティア経験を通じて新サービスなどのアイデアやニーズの芽を見つけるかもしれませんし、社会課題への感度を高めることで顧客へのアプローチの仕方に幅が出るかもしれません。
また社会貢献に「デジタル」の視点が加わることで、支援の実践プロセスで得られるデータを活用しながらヘルスケアなどの領域で新ビジネスへとつなげる動きが、世界では既に生まれているそうです。日本でもこうした流れが広まれば、社会貢献に力を入れる企業が増えると想像します。 (下澤 悠)
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IT企業に広がる「プロボノ」人材 社会貢献活動を将来のビジネスへつなげる
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