店頭流通

九十九電機とジースタイル GIGABYTEブランドのノートPC 総代理店契約で月1000台の販売目指す

2006/12/04 17:00

週刊BCN 2006年12月04日vol.1165掲載

 九十九電機(鈴木淳一社長)は、台湾ギガバイト(ダンディ・イェー社長)の子会社ジースタイル(同)との間でGIGABYTEブランドのノートPCの販売総代理店契約を結んだ。ジースタイルはノートPCの設計、生産、コールセンター業務を請け負い、九十九電機は、国内におけるマーケティング、製品の企画アイデアの提案などを行う。

 製品は九十九電機の店頭およびネットショップで展開し、2007年上期までに月1000台の販売を目標としている。1月末のWindowsVistaや新CPUの発売などを考慮し、さらに台数を増やしていきたい意向だ。BTO方式の受注や完成品の販売を行う。

 また、「すでにノジマ、イーネットジャパンでの販売が決まっていて、販売チャネルを順次増やしていく」(鈴木社長)としている。BTOについては、最短3-5営業日で出荷できるとしている。

 販売代理店の選定について、ロバート・リー・製品/マーケティング担当ディレクターは「九十九電機とは長い間パートナー関係を築いてきた。イーマシーンズやゲートウェイでもすばらしい実績を持っているからだ」と説明している。

 また、九十九電機の鈴木社長は「国内において、ノートPCの海外ブランドのシェアは大変低い。マーケティングの機能を当社に任せ、ブランドを育てさせてくれる。技術力があるのも決め手だ」と話した。

 今回投入するのは、12.1インチモデルでインテルCeleronMを搭載した「W251U-501」とCore2Duo搭載の「W251U-502」、15.4インチモデルでCeleronMの「W551N-701」、Core2Duoの「W551N-702」の4機種を用意した。今後は随時最新機種をリリースしていく。
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