今年7月のビジネスソフトウェア市場は、全体の販売本数が前年同月比で86.2％、販売金額が77.3％と、低調な状況が続いている。　本数で前年を上回ったのは、統計ソフトなど特定分野や教育・学習、趣味娯楽など4分野、金額だと3分野にとどまっている。なかには、台数・金額ともに前年同月の3割程度しか売り上げていない分野もある。


　家電量販店の店頭市場での販売からWeb販売へ移行するメーカーが増えていることなどが要因。店頭ソフトの製品タイトル数は2008年1月から同7月までで25.8％減少し、メーカー数も18.1％減っている。この影響を受けて、大手メーカーの倒産や事業縮小などが増えてきている。

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