アクションカムの好調が続いている。デジタルビデオカメラ全体の販売台数は縮小の一途をたどっているが、唯一、アクションカムだけは2ケタ成長を維持している。

　消費税増税前の駆け込み購入があった翌年の、この3月でも、販売台数は昨年比115.2％と力強く推移。市場全体に占めるアクションカムの販売台数構成比も2割目前まで拡大してきた。一般の動画撮影機材としてはスマートフォンの台頭で市場を奪われつつあるものの、アクションカムならではの用途があるため伸びしろは大きい。2018年頃には半数を占めるまでに広がりそうだ。（道越一郎）

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