富士通(山本正已社長)と、NEC(遠藤信博社長)の2010年度(11年3月期)連結業績が発表された。ユーザー企業のIT投資は09年度に比べて回復したが、東日本大震災の影響で思わぬ打撃を食らい、両社ともに減収。その一方で、構造改革の成果が出て営業利益が増加したことが共通している。クラウドを中心としたITサービス事業と、海外市場でのビジネスを伸ばすという姿勢も同じ。だが、利益捻出が難しい事業では、両社の戦略には違いがあった。国産コンピュータメーカーの両雄の業績を、共通点と相違点、そしてコンピュータとITサービスを中心にさまざまな角度から検証した。(木村剛士)
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