ソフトバンクグループは、ユーザー企業向けに「Softbank World 2012」を開催し、初日の7月11日には孫正義社長が登壇して「iPhone、iPadによるモバイルインターネット時代のビジネス革新」と題して基調講演を行った。講演のテーマ通り、「iPhoneやiPadによってビジネスのワークスタイルが変わる」「情報武装することで競争力をもたせる」などと発言。実際、ソフトバンクグループでは、全社員2万人にiPhoneとiPadを支給してメールやテレビ会議、社内業務でペーパーレス化を図るなど、ワークスタイルを変革している。また、導入事例として、全日空(ANA)グループが客室乗務員全員にiPadを携行させていることや、野村證券が営業社員8000人にiPadを配布したことなどを挙げていた。