国内の独立系ソフトウェアベンダー(ISV)にとって、海外進出は事業戦略上、今や必須条件となっている。サイボウズは、決算期末を従来の1月から12月に、2012年度から変更した。同社社長の青野慶久は、「グローバルを見据えた措置」と理由を説明する。米国や中国企業の多くが採用する「12月期」を期末としたのだ。主力とするグループウェアの国内市場は、競合との熾烈な争いを強いられるだけでなく、案件のパイが減少。海外で通用する何かの“武器”を携えて海外に出る時が来ていると判断したうえでの決算期変更だ。(取材・文/谷畑良胤)