その他

転換期を迎える中国ビジネス 構造的問題が顕在化

2014/01/09 21:02

週刊BCN 2014年01月06日vol.1512掲載

 日系ITベンダーの中国ビジネスが転換期を迎えている。終わりの見えない日中政治摩擦だけでなく、日本の情報サービス業そのものの構造的問題が顕在化してきているのだ。主要ITベンダーの海外ビジネスの状況をみると、中国ビジネスの伸びが鈍化すると捉える傾向が強まるとともに、とくに日系SIerが主力とする「一括請負型」のシステム開発のビジネス手法が、中国では思うように受け入れられていない点が目立つ。一方で、競争力のあるIT製品やパッケージソフト製品は、おおむね堅調に推移していることをみれば、日本のITベンダーは中国市場へのアプローチを大幅に見直す必要があるようだ。(安藤章司)

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