ネットワールド(森田晶一社長)は11月15日、コンテナ専用のハイパーコンバージドインフラを開発・提供する米ディアマンティと国内初のディストリビューター契約を結んだ。まずは、ディアマンティのオリジナルアプライアンスである「D20アプライアンス」を来年1月から販売する。

ネットワールド 森田晶一社長

 森田社長は、「2020年以降の事業ビジョンとして、マルチクラウド時代のハイブリッドクラウド、プライベートクラウドの変革をしていきたい。ディアマンティ製品は、便利なHCIの性格も持っていて、当社の戦略の大きな核となる製品になり得るものとして大いに期待している」と語った。

 ディアマンティ製品は、KubernetesとDockerをサポート。同社自身が「Enterprise Kubernetes Platform」と銘打つとおり、Dockerコンテナを利用したアプリケーションの本番運用で必要とされる、高いパフォーマンスや信頼性を実現するHCIだという。コンテナはベアメタルサーバー上で直接起動する。

 また、HCIであるためノードを追加するだけで環境をスケールでき、「15分でKubernetesのインフラ環境を展開可能で、すぐにDockerコンテナのアプリケーションを実行できるターンキーソリューション」(同社)だとしている。

 アップストリーム版Kubernetesに加えて、Red Hat OpenShift版もあり、アプライアンスもレッドハットのハードウェア認定を受けている「D20 RH for Red Hat OpenShift」をラインアップしている。ネットワールドも同製品を扱う予定。
 
米ディアマンティ トム・バートンCEO

 またディアマンティは今後、大手サーバーメーカーなどへのソフトウェアのOEM提供も進める方針で、トム・バートンCEOは「公式な声明は2020年の第1四半期まで出さない予定だが、大手サーバーメーカーはサポートする可能性が高く、日本では富士通とも協業することになるだろう」と述べた。(本多和幸)