ピー・シー・エー（PCA）は1月18日、「PCAクラウド」と「PCAサブスク」の製品・サービス名称とロゴマークを刷新した。利用環境に合わせて導入方法を選択できるハイブリッド型サブスクリプションサービスの強みをアピールすることが目的。佐藤文昭社長は「クラウドファーストの姿勢を市場に強く発信していく」と意気込んでいる。
 
　新しいロゴマークは、これまで異なっていたデザインを統一したことが主な特徴。積み上げたり、並べたりできることに加え、デジタル通信の最小単位「ビット」を連想できる「キューブ」を採用し、クラウドを示す雲をPCAクラウド、継続性を表現する矢印をPCAサブスクの各ロゴにあしらった。
 

　同社は2019年ごろから、リブランディングについて検討を開始した。その後、PCAサブスクと「PCAクラウド on AWS」の提供を開始したほか、約10年にわたって提供してきた「PCA Xシリーズ」のサポートが21年末で終了となったことを受け、サブスクビジネスのさらなる拡大に向けてこのタイミングで刷新に踏み切った。

　佐藤社長は「これからもユーザーやパートナーが働き方を変えていく手助けをしながら、求められているものをしっかり提供していく」とし、「これまでのパッケージ製品のように導入して終わりではなく、常に最新バージョンが利用できるサブスクサービスを多くの企業に利用してもらえるように力を入れていく」と話す。
（齋藤秀平）