ビジネスの現場で、スマートフォンやタブレット端末などスマートデバイスを有効活用しようという機運が高まっている。この特集では、スマートデバイス活用のためのサービスを提供する主要ベンダーを紹介しよう。



[インテル]高い生産性と柔軟な働き方を実現するITデバイスの提供へ 安全なコンピューティング環境の実現を目指す

 インテルは、半導体を通じて、人々の仕事と生活をさらに豊かにする先進的な技術と製品を提供している。同社の主要製品には、「インテル Core i7 プロセッサ」「インテル Core i5 プロセッサ」「インテル Xeon プロセッサ」「インテル Atom プロセッサ」などのマイクロプロセッサ製品をはじめ、フラッシュメモリなどがある。

 従来のモバイルデバイスでは、パフォーマンスを優先すれば重量やバッテリ駆動時間が犠牲になり、軽量なデバイスを選択するとパフォーマンス面である程度の妥協をしなければならなかった。しかし、インテルCPUを搭載した最新デバイスでは、技術革新によって高いパフォーマンスと、1日フルに利用できるバッテリ駆動時間、終日持ち歩いても苦にならない重量を兼ね備えた製品が登場している。このような最新モバイルデバイスの登場により、ビジネスにおいても業務生産性を大きく向上させることが可能になる。

 最新デバイスではまた、モバイルデバイスで重要な情報セキュリティ対策を支援する技術も搭載されている。たとえばi5以上の「インテル Core プロセッサ」やその他一部のインテルプロセッサに実装されている「AES New Instructions」(AES-NI)は、モバイルデバイスに必須のHDDやSSD全体の暗号化を支援する技術である。こうした技術を用いることで、万が一、従業員がデバイスを紛失した場合でも、デバイスに保存された情報を読み出すことは非常に困難になるだろう。

 今後もインテルは、最新の技術革新の成果を半導体製品に搭載することで、多くの人々が高い生産性と、柔軟な働き方を同時に実現することができるITデバイスを実現していく。さらに、ますます重要になる情報セキュリティについても、ハードウェアの機能を最大限に活用し、安全なコンピューティング環境の実現を目指すという。



インテル=http://www.intel.co.jp/


[ウェイズジャパン]業務ファイルをスマートに管理 セキュアに共有する「Fileforce」 最新デバイスによるワークスタイル変革を推進

 ウェイズジャパンは、2001年の創業以来、管理、整理、共有などができる企業向けのファイルマネジメントサービス「Fileforce」を提供している。

 「Fileforce」は、ドラッグ&ドロップで簡単にファイルをクラウド上にアップロードし、クラウド上での共有を実現する。アップロードしたファイルは、フォルダ単位のアクセス管理ができ、ファイルの登録や編集などの権限をフォルダ単位で付与することが可能だ。また、ファイルの中身を解析して自動でタグを付与するため、簡単にファイルをタグ検索することができる。取引先やパートナー企業など社外関係者とファイル共有する際にも、GPS認証により特定エリア内でなければファイルの共有ができなくなるなど、企業の高いセキュリティ基準を十分に満たすマネジメントツールだ。

 タブレット端末やスマートフォンなどのスマートデバイスの普及により、外出先からでも社内と同様に業務をこなしたいというニーズが高まっているなか、「Fileforce」はスマートデバイスでの利用も可能にしている。さらに、アクセス権限を細かく設定したり、ファイルの操作履歴を管理したりすることもできる。それも単純な編集権限や閲覧権限ではなく、フォルダ単位でファイルの登録、削除、ダウンロードなどの権限を組み合わせることが可能だ。組織やプロジェクトの都合に合わせて最適な権限を設定することで、コラボレーションワーキングを促進できる。

 社内のファイルサーバーやストレージサービスを使った従来の単純なファイルの管理・共有に比べて、「Fileforce」ではセキュアでスマートなファイルマネジメントを提供する。ますますスマートデバイスの業務での活用が進み、企業のワークスタイルが変革していくなか、ビジネス利用を前提に開発された高い安全性と拡張性を備えた「Fileforce」は、企業の業務ファイルの効率的な管理・共有を支援する強力なビジネスツールとなる。



ウェイズジャパン=http://www.fileforce.jp/


[NECキャピタルソリューション]モバイルデバイス・セキュリティ向けBPO型クラウドサービス デバイスと組み合わせた「リース/レンタル」提供も展開

 NECキャピタルソリューションは、モバイル向けセキュリティ対策に対応したBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)型クラウドサービスを提供している。

 モバイルセキュリティのBPOサービスである「SecureDocマネージドサービス」は、HDD暗号化ソフトウェア「SecureDoc」を活用し、盗難・紛失時には、サービスデスクから遠隔でモバイルデバイスを無効化する。また、情報漏えい対策のBPOサービス「トラストデリートマネージドサービス」は、遠隔データ消去ツール「トラストデリート」を活用し、パソコンの盗難・紛失時には遠隔でデータを削除できる。

 また、「PIT-URLフィルタリングマネージドサービス」は、最新ポリシーによる高精度なフィルタリングを実施し、パソコンの持ち出しによる情報漏えいやウイルス感染、私的利用を防止する。さらに、クラウド型アンチマルウェア製品「SecureAnywhere」を活用したマルウェア対策のBPOサービス「PIT-マネージドエンドポイントプロテクション」では、ハッシュベース・フルクラウドの超高速・超軽量エンドポイントプロテクションを実現し、マルウェア侵入に対するデータ保護を行うことができる。

 NECキャピタルソリューションは、ソリューション単体の提供だけでなく、マルチベンダーのクライアントデバイスと組み合わせたリース提供やレンタル提供も提案している。現在、実施中の「セキュリティ付きタブレットPCレンタルキャンペーン」は、「PIT-マネージドエンドポイントプロテクション」と「PIT-URLフィルタリングマネージドサービス」を搭載したWindows OSベースのタブレット端末を、購入するよりも安価な費用でレンタルすることが可能になっている。

 NECキャピタルソリューションはSaaS型サービスの提供だけでなく、サービスデスク機能やBPO業務の拡張など、今後もクライアントデバイスのライフサイクルマネジメントに必要なサービスを拡充していくことを計画している。



NECキャピタルソリューション=http://www.pit-navi.jp/


[ワンビ]リモートロック&ワイプ サービス「TRUST DELETE Biz」 Windows 8.1対応!盗難・紛失したデバイスからの情報漏えいを守るセキュリティ

 ノートパソコンやタブレット端末を使って、いつでもどこでも業務を行えるモバイルワークスタイルが普及する一方で、デバイスの紛失や盗難による情報漏えいのリスクも高まっている。ワンビが提供する「TRUST DELETE Biz」は、こうしたノートパソコンやタブレット端末の盗難・紛失による情報漏えいを防ぐための遠隔データ消去サービスだ。

 「TRUST DELETE Biz」は、遠隔からの命令でパソコンのデータを消去する「遠隔データ消去」機能をはじめ、通信環境がなくて一定時間インターネットに接続しない場合の「自動データ消去」、タッチパネル/マウス/キーボードの入力デバイスを無効化する「ロック機能」、指定したデータを隠ぺいする「データ不可視化」などの機能によって、デバイスからのデータ漏えいを防ぐ。GPSや無線LANのアクセス情報を利用して位置情報を取得する「位置情報取得」機能でデバイスの場所を特定できるので、企業内におけるパソコンの棚卸などの作業の際、パソコンの存在場所を特定できる。

 これらの機能を用いることで、万が一、外出先でパソコンやタブレット端末の盗難・紛失が起きても、情報漏えいのリスクを回避、安心してスマートデバイスの運用を行える。そのため、2万台以上のタブレット端末やパソコンを利用している金融系企業や海外拠点でパソコンを導入している製造業などで幅広く活用されている。

 「TRUST DELETE Biz」は、中小企業でも導入しやすい10ライセンス分のスターターパックから導入可能で、利用台数に応じて1ライセンスから追加購入することができる。また、管理サーバーをクラウド環境で提供しているため、利用者側で特別なハードウェアの導入を必要とせずに、すぐに利用開始できる。

 なお、最新の「Windows 8.1」を搭載しているタブレット端末やノートパソコンのなかには、「TRUST DELETE Biz」を3か月間無料で使用できる体験版がプリインストールされている機種も数多くあるという。

 ワンビは、「TRUST DELETE Biz」の認知度をさらに向上させ、日本だけでなく米国支社を通じて英語圏で販売を開始し、海外での営業展開も強化する計画だ。



ワンビ=http://www.onebe.co.jp/