Special Issue

ソフトバンクC&S 仮想化No.1からハイパーコンバージドインフラ No.1へ

2016/11/10 19:54

週刊BCN 2016年11月07日vol.1652掲載

 ストレージの販売施策としては、大きく、従来型の物理ストレージとSoftware Defined Storage(SDS)で分けて考えています。まず、物理ストレージ型については、さらなる大容量・高速化へ対応していくことと、それにクラウド連携など新技術へのアップデートをしっかりと提供していくことでパートナー様に訴求していきます。

友 秀貴
ICT事業本部
ICT営業本部
プラットフォーム
販売推進統括部
統括部長
 一方、SDSやHCIについては、お客様側でのフレキシブルなシステム、スケールアウト型システムなどへの急激な需要増加に伴い、非常に関心が高まっていますが、物理ストレージと比較してまだあまり採用されているわけではなく、これからのマーケットとなります。SDSやHCIは従来のシステムとは仕様や設計思想も異なりますし、メーカーごとの思想・構造の違いもあります。

 導入提案の際には、ソフトウェアとしてのストレージ、ネットワークへの理解が必要となり、販売パートナーの方々も技術の幅を広げていく必要があります。そこで、首都圏はもとより各拠点のパートナーの方々への技術的なトレーニング、マテリアルの提供など幅広くサポートしております。

 技術トレーニングに関しては、従来より仮想化やネットワーク・セキュリティを中心にブートキャンプ、ハンズオンなどを月に10回程度開催していましたが、ストレージ・HCIも加え支援強化を図っています。

 さらに、パートナー様がメーカーの有償資格取得を目指す際には、バウチャーチケットの提供などの支援も行っていますし、検証環境施設や検証機器貸出しも用意しているので活用いただきたいと思います。

 また、実際の提案の際においても、当社の技術者がパートナー様の商談に同行させていただき案件に入り込み、技術的なアドバイスや適切なサイジングなどの提案を通じて、商談がスムーズに成約できるようにサポートしています。

 メジャーHCIベンダーを国内唯一すべて一次店として取り扱っている強みと各ベンダーとの強力なアライアンス体制を生かし、この大きなHCIマーケットの波を捉えられるよう、とくにNutanixやVMware VSANを基盤としたVxRailを中心として、パートナーの皆様の技術スキルや販売のノウハウ習得を支えるためにさまざまな施策を充実させていき、われわれとしても現在の仮想化No.1からSDS、ハイパーコンバージドインフラNo.1へ取り組んでいきます。
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外部リンク

ソフトバンク コマース&サービス=http://cas.softbank.jp/