OSKは9月20日、約40年の歴史を持つ基幹業務システムの最新版「SMILE V」において、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)機能を強化した。さらに11月には、統合型グループウェア「eValue NS 2nd Edition」の後継製品を「Vシリーズ」としてリリースし、SMILE Vとの融合を予定。基幹業務とワークフローなどとの密な連携で、内部統制による業務の精度向上と、自動処理の範囲拡大を実現する。

いつも使っている業務ソフト「SMILE V」が
あなたの仕事をお手伝いします

 「高額なRPAツールは利用範囲が広い一方で、連携するアプリケーションや環境に応じて設定を作り込む必要があり、導入や運用も大変だ。その点、SMILE VのRPA機能は、いつも出力する帳票を定期的に自動出力するなど、開発の要らないシンプルな業務の自動化から容易に始めることができる。また、お客様の業務に合わせたカスタマイズが可能な開発ツール(SMILE V Custom AP Builder)を使えば、高度な自動化も行えるとともに、段階的に自動化の範囲を広げて、人は人の判断が必要な業務に専念できる」とマーケティング本部本部長の石井ふみ子取締役はSMILE Vのメリットを説明する。

 例えば、「会議の前日に指定帳票をPDF化して共有フォルダに保存」という自動処理を登録しておけば、資料準備の負荷を軽減できる。メールに添付して対象メンバーに送信することも可能なため、配布の手間も省ける。

 また、「月末に在庫を確認して必要分を発注する」といった欠品の防止に役立てる仕組みを作ることも可能だ。ワークフロー連携による内部統制の強化が可能なうえ、ドキュメント管理やスケジューラーと、基幹業務が一体化することで、自動化できる業務範囲はさらに拡大する。

 「働き方改革に必要なのは、属人化を排し、誰もがルーティンワークを意識せずに行えるようにすることだ」と石井取締役。

 そこでSMILE Vでは、ユーザーがメニュー画面で迷わないよう、処理の流れに合わせて、次に行う処理を分かりやすく表示できるようにしている。これにより臨時雇用や派遣社員でも操作教育に時間を掛けることなく、すぐに業務処理ができるようになる。

 チーム作業を支援する機能も充実しており、メールアドレスを付与することが難しい正社員以外のメンバーでも、伝言板を通じて情報共有や意見交換などが行える。さらに、必要な情報を1画面に集約して表示することも可能。大切な情報の見逃しや作業漏れを防止する。

 「新SMILE Vでは、従来の倍の販売を目指したい」と石井取締役は意気込む。