「THIRDWAVE Pro」は、2019年3月に発表されたサードウェーブのデスクトップPC、ノートPC、サーバー、ワークステーションの各種法人向け製品を包括する新ブランドの呼称だ。ビジネスユースのハードな使用・用途における「安心」「安定」「快適性」の三つの柱を掲げ、冷却設計や、法人向け製品ならではの手厚い保証サービスを用意し、万が一のトラブル時にも迅速な復旧要請に対応している。

THIRDWAVE Pro
PC製品

 デスクトップ型製品は、フルタワー型、タワー型、ミニタワーのほか、省スペースのオフィスに最適なスリム型モデル用意。事務作業用からクリエイティブ作業用まで幅広いラインアップをそろえる。特に大学への導入実績が多く、国公立、私立を問わず多くの著名な大学のほか、数多くの教育機関・研究機関・官公庁・団体・企業に採用されている。

 このほか、Windows 10搭載タブレット型PCやスティック型PCもラインアップする。

 中でも特徴的な製品が、バッテリレス設計のWindowsタブレット「Diginnos DG-BTL10IW」だ。これは、サイネージ端末や組み込み機器などに、タブレット端末を常時給電で活用する場合を想定した製品。常にACアダプターを接続した常時給電で利用すると、バッテリの劣化を早め、バッテリパックの膨張などの不具合が発生する可能性が高まる。そうしたトラブルを回避し、常時給電でも安心して使用したいという声に応えた。

 デスクトップPC、ノートPCともにOSにWindows 10 Proを搭載する。なお、2020年3月から保証を初期不良対応30日、センドバック保証2年に拡充するなど、安心して利用できるようになっている。また、デスクトップPCでメモリ増量キャンペーンを実施中だ。
 
THIRDWAVE Pro M-SERIES

THIRDWAVE Pro
ワークステーション製品

 第2世代のインテルXeon搭載のグラフィックス・動画制作や人工知能(AI)用途に適したワークステーション4モデルをラインアップする。高性能のCPUやGPU、大容量メモリの搭載など、ユーザーの用途に応じたカスタマイズの高さを特徴としており、グラフィックカードを最大で4枚搭載可能なモデルも用意する。
 
THIRDWAVE Pro WORKSTATION X2612

 PCシリーズとの大きな違いは動作の安定性で、長時間の高負荷でもパフォーマンスを維持できるように設計されており、AI、CAD/CAM、画像・動画編集、3DCG制作などに適した製品となっている。

 また、AIやディープラーニングアプリケーションの開発者、ビッグデータの解析を行うデータサイエンティスト向けのアプライアンス製品「WinFast RTX AI ワークステーション」もラインアップする。

 システムには、台湾のLeadtek AIコンサルティングチームが長年培ってきた専門知識と実践経験を生かして、「Chainer」「TensorFlow」「NVIDIA DIGITS」「PyTorch」のフレームワークを含んだ開発環境が「ディープラーニング・ソフトウェアパック」として組み込み済みのため、設定作業やチューニング不要ですぐに開発を開始することができる。

 7月31日までの期間は、ワークステーションの全ラインアップについて「ワークステーション全モデル メモリ・SSD増量祭」と題して、決算キャンペーンを実施中だ。

THIRDWAVE Pro
サーバー製品

 インテルCPU、AMD CPU、そして今年5月22日より販売を開始した中国Inspurの高性能サーバーの3シリーズをラインアップする。

 インテルCPU搭載モデルは、Xeon E-2100プロセッサー・ファミリーを搭載、拡張性とコストのバランスに優れたエントリーレベルのラックマウントサーバー製品だ。用途により3機種から選択できる。

 AMD CPU搭載サーバーは、データセンター向けの第2世代 AMD EPYC 7002プロセッサー搭載モデルと、コストパフォーマンスに優れたAMD Ryzenプロセッサー搭載モデルを用意する。EPYC 7002シリーズ搭載モデルは、64コア128スレッド対応で、最大2TBのメモリをサポート。幅広いワークロードに適応可能な高性能を提供する。ストレージベイや冗長電源の有無で3モデルがそろう。
 
THIRDWAVE Pro SERVER N4110-G2

 Inspurサーバー製品は、インテルのXeon Scalableプロセッサー・ファミリー搭載のラックマウントサーバーサで、2way、4way CPUの搭載が可能。ミッドレンジ、ハイエンド向けを想定し、5機種をラインアップする。

 なお、Inspurは、世界100カ国以上に進出し、26カ国に支社・現地法人を展開。2018年サーバー製品出荷総額で世界第3位シェアを持つグローバル企業グループだ。高性能とコストパフォーマンスを兼ね備えた製品として、文教分野、研究者などから高く評価されている。

 ミッドレンジ向けでは、クラウドコンピューティング、データセンター、研究開発、大学向けを想定、ハイエンド向けでは、マシンラーニング、ディープラーニングの需要が高い企業での利用を想定している。AIクラウドコンピューティングや深層学習に適したNVIDIAのGPUソフトウェアハブ「NGC-Ready」認定済みの製品もあり、複数のGPUやストレージ、PCIeカードなどの増設による高い拡張性を確保している。