コロナの影響でさらに加速する多様な働き方の実現に取り組む企業にとって、最も重要な目標の一つが生産性の向上だろう。働く場所を問わずに従業員の生産性を発揮するためには、個々の従業員の働き方に合わせたPCとそれに付随する周辺機器までをセットで提供できる環境の整備が重要になる。圧倒的なラインアップ数を誇るレノボの製品の中でも、これから訪れるニューノーマル時代で特にお勧めしたい製品を、レノボ・ジャパンのワークスタイルエバンジェリスト、大谷光義氏の解説を交えて紹介する。

変わりゆく働く環境の中で求められる デバイスと周辺機器の選択

 「レノボでは従来テレワークに限らずさまざまな働き方に合わせたデバイスや周辺機器の選択を推奨してきた」と大谷氏は前置きをした上で、「コロナの影響で在宅勤務が当たり前の働き方の一つになる、社内に限らずお客様とのコミュニケーションもオンライン会議が選択肢として受け入れられるなど、働き方の常識が急速に変化している」と指摘する。そのため、どこでもすぐにインターネットに接続できるLTE対応のデバイスへの注目が増している。また、今まではテレワーカー向けとして人気を博している小型ACアダプターの追加購入が多かったが、長期的な在宅勤務をする場合は標準添付のACアダプターを使用、その代わりに自宅用のモニターやヘッドセットに投資を行うといった変化が起きているという。さらに、オフィスから勤務を行うユーザー向けにオンライン会議をスムーズに行うための会議システムを整備するなど、まさに環境に合わせた選択が鍵を握るとしている。
 
大谷光義 コマーシャル事業部 製品企画部 ワークスタイル エバンジェリスト

テレワークに安心を付帯「あんしんテレワークPC」

 レノボでは、東京海上日動火災保険様との提携でテレワーク中の万が一の不安をサポートする「あんしんテレワークPC」を用意している。テレワーク保険をビジネス向けノートPC「ThinkPadシリーズ」のLTE搭載モデルに付帯し、会社が貸与したPC利用時の情報漏えいに起因するさまざまな損害に対し、企業が負担した損害賠償金や原因調査費用などを補償する。主な保険付帯モデルは、X1 Carbon Gen 8 、X1 Yoga Gen 5、X13 Gen 1、T14s Gen 1、T15 Gen 1、L14 Gen 1など。

 「モバイルPCのウイルス感染時の調査費用や、PCの紛失によって情報漏えいした際の損害賠償金、被害者への見舞金などの対応費用が補償される。保険会社との契約手続きなどは不要で、対象モデルを購入すれば自動的に補償が付帯されるようになっている」とのことだ。

レノボがお勧めするPCと周辺機器

可搬性に加えてマイク、スピーカーにもこだわったモバイルワーカー向けフラッグシップモデル
ThinkPad X1 Carbon Gen 8

 

 スリムかつ軽量なボディに14インチのディスプレイを搭載、バッテリも約19.8時間もの長時間駆動が可能な「ThinkPad X1 Carbon Gen8」は、「レノボ社内で最も多く選ばれている機種」という。もちろん、LTEモデルの選択も可能だ。「数人のチームで会議を行っている場合、ディスプレイと反対側にいる人の声もリモート先にしっかり届けることができる」 。高性能な360度集音マイクを搭載、またDolby Atmosスピーカーシステムにも対応し快適なオンライン会議が可能という。実際に天板裏側約3mの距離から録音した音声を先行機種と比較をするとその差は歴然だ。持ち運び頻度が多く、12~13インチよりも、大きな画面サイズで生産性高く作業を行いたいというユーザーには最適なデバイス。 

可搬性と生産性を両立 ハイブリッドワーカー向け
ThinkPad T14s Gen 1

 
 テレワークの頻度が外勤営業ほどはないが社内外の移動が比較的多いハイブリッドテレワーカー向けのモデル。14インチの大画面と薄さ16mm台、軽さは約1.27kg~を両立し、生産性を損なうことなく作業を行うことができる絶妙なバランスの製品。

新時代のインターナルワーカーへモバイルノートブックPC
ThinkPad L14 Gen 1

 
 
 オフィスでは自席でPCを利用し、会議室への持ち運びがある程度のインターナルワーカー。在宅勤務を行う際は1~2週間などまとまった期間で行うようなユーザー層が選択するデバイスに変化の兆しがある。「多くのユーザーが選択してきた15インチのデスクノートは、いくら少ない頻度とはいえ在宅勤務の移動に2~3kgは少しきついが、2kgを切ればそこまで苦にならないのではないか」と大谷氏はいう。「ThinkPad L14 Gen1」は、15インチのデスクノートからの移行に最適なPC。14インチの大画面に、薄さは約20mm、軽さは約1.61kgからと可搬性に磨きがかかり、RJ-45も搭載、無線LANが整備されていない環境でも利用可能なニューノーマル時代のメインストリームとなるデバイスとのこと。
 

書斎が仕事場の場合に選ぶ周辺機器
PC + 大画面モニター&外付けスピーカー

 PCだけでなく、働く場所を問わず高い生産性を実現するには周辺機器の存在も重要だ。「在宅勤務の場合、家族がいるリビングと、書斎など家族とは離れた場所で仕事をするとでは必要な周辺機器が異なる」という。例えば、オンライン会議に参加する場合、家族がいる場合は生活音などの周りの音の影響を受けないようにすることも大切だ。また、生産性高く作業をするためのモニターも、リビングで作業を行う場合は設置場所が課題となる。

   生産性向上に役立つモニターは、大画面モニターを設置できる環境であれば、21型以上、フルHD以上の解像度に対応し、また画面の高さが調節可能な据え置き型モニターを推奨している。さらに、書斎であれば特にオンライン会議が多いユーザーがヘッドセットを着け続けなくても外付けのスピーカーがあればより快適なコミュニケーション環境が構築できる」という。

リビングが仕事場の場合に選ぶ周辺機器
PC + モバイルモニター&ヘッドセット

 自宅でオンライン会議を行う場合は生活音に配慮が必要。「X1ノイズキャンセレーションヘッドホン」を使えば、生活音を抑えつつ話者の声を届ける機能で快適に会議が行える。限られた場所でマルチモニターを使う場合にはThinkVision M14シリーズがおすすめ。14インチ薄型モニター、USB Type-Cケーブルで給電とディスプレイ出力が可能。オフィス会議室のようにホワイトボードを使いたいならタッチパネル搭載&ペン入力対応のThinkVision M14tが最適。