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ソニースタイル ネットバイオ 通信サービス付加

2002/03/04 11:00

 ソニースタイルドットコム・ジャパン(佐藤一雅社長)は、「ネットワークバイオ」を発売した。ネットワークバイオは、ソニーが提唱する「ユビキタス“バリュー”ネットワーク」を実現する製品として、「バイオJX PCV-JX10NG」と独自のネットワークサービスをセットにして提供する。販売目標は10万台。

 ソニーの安藤国威社長は、「当社では2年前からユビキタスバリューネットワークを提唱しているが、実際にどんな価値を提案できるのか、具体的に提示できていなかった」としたうえで、「この商品はユビキタスバリューネットワークを具体的に提案する最初の製品」と語った。

 さらに安藤社長は、「ソフトをネットワークから自由自在にダウンロードできるインテグレーテッド・ビジネス・モデルを実現する。今後、ユビキタスネットワークを提供できるかどうかに、ソニーの浮沈がかかっている」と述べ、総力を挙げてユビキタスバリューネットワーク実現に取り組んでいく姿勢を強調した。

 製品は、10万4000円のバイオJX(モニタなし)に、ネットワークサービス「Hot networkサービス」(初期登録料500円、基本料金月額300円)がセットになっている。Hotnetworkサービスにより、ユーザーのパソコン環境を把握し、ソフトのアップデートなどにも対応する。「将来はAV機能を外部からコントロールすることも実現したい」(佐藤社長)としている。
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