ベリタスソフトウェア（上村美喜男社長）は、ストレージを中心としたシステム全体を視覚的に統合管理できるツール「VERITAS SANPoint Control v3.5」を発表した。

　SANに代表されるネットワークストレージは、急速な普及を見せているが、いくつか問題点も明らかになっている。

　参入ベンダーの増加につれて、アーキテクチャーが錯綜、ベンダーが異なった場合の相互運用性の効率が落ちること、レポーティングツールの欠如などである。

　新製品は、こうした問題に対処、ベリタス・アダプティブ・ソフトウェア・アーキテクチャに基づき、ストレージを中心としたネットワークシステム全体を、1台のコンソールから、視覚的に統合管理できるようにした。

　これにより、不測のシステムダウンを予防したり、1人の管理者がカバーできるストレージ量の増大が可能になり、TCO削減に役立つとしている。