ネットワーク機器販売のマクニカネットワークス(中島潔社長)は、ネットワークセキュリティシステムを統合的に管理するサービス「アークサイトESM」の提供を開始した。ネットワークシステムのコンサルティングにつながることが期待できる同サービスを導入することで、ハードウェアの販売増に結びつけ、同社のネットワーク機器ビジネス全体を強化していく方針だ。

 同サービスは、セキュリティログ情報やシステムログ情報、ぜい弱性情報、資産情報などを一元的に収集、データベース化して単一のアーキテクチャで統合的に管理するもので、社内システムを24時間365日で自動監視する。導入企業は、システム全体に対するリアルタイムなモニタリングや統合的なセキュリティレポーティングの生成などが行える。このため、社内からの情報漏えいやシステムのぜい弱性も最小限に抑えることが可能となる。

 宮袋正啓・取締役バイスプレジデントは、「このサービスを提供することでシステム全体のコンサルティングを行うことにもなる。そのため、ネットワーク機器の販売につながるのではないか」とみており、主力ビジネス拡大の起爆剤と位置づける。まずは、ネットワーク機器の既存顧客に導入をアプローチするほか、「新規顧客を開拓するための付加価値サービスとして提供していく」という。同サービスの導入企業数は、06年末までに大企業を中心に20社程度を見込む。