NEC(矢野薫社長)は、サーバーなどITプラットフォーム製品の今後の開発指針と製品ロードマップを策定し、新たなビジョンとして「REAL ITプラットフォーム」を掲げた。このビジョンを具現化する新製品として、統合エンタープライズサーバー「NX7700i」とブレードサーバー「SIGMABLADE(シグマブレード)」の2製品を発表した。

 新ビジョンは、次世代ネットワーク(NGN)によって変化する企業のニーズに対応することを骨子としている。「柔軟、安心、快適を次世代のIT基盤に求められる要件として定義」(丸山好一執行役員常務)した。製品開発面で力を注ぐ技術として、拡張性を広めるためにスケーラブル技術、仮想コンピュータ基盤ソフトの運用をするための統合VM(バーチャルマシン)技術、メインフレームと同等の堅牢性を保つための基盤技術を挙げた。

 統合エンタープライズサーバー「NX7700iシリーズ」は、インテルの「デュアルコアインテルItanium2プロセッサ」と、NECが自社開発したチップセットを搭載したことが特徴で、メインフレーム並みの稼働率と堅牢性を実現した。性能は、同社の従来機種に比べ最大2.2倍という。エントリーモデルは620万円から。

 一方、「SIGMABLADE」は、サーバー統合用途に適した製品。用途に応じ、I/O(入出力)装置の構成を容易に変更できる「I/O仮想化機構」を搭載した。