システムインテグレータ(梅田弘之社長)は、このほど中堅企業向けウェブ型ERP(統合基幹業務システム)「GRANDIT」の拡販を開始する。同製品の推進母体であるインフォベック(三浦進社長)が運営する「GRANDITコンソーシアム」に11番目のメンバーとして参画。昨年2月の株式公開で得た資金の一部をERP事業に積極投資する。同製品のコンセプトづくりに参画した担当者として、これまではメンバーの側面支援をしていたが、6月までにパートナーを1-3社獲得し、自力で販売・プロモーションをする。

 同社は、国産初のERP「ProActive」を開発したメンバーが1995年に独立して創業した企業。「GRANDIT」をマイクロソフトの「.NETフレームワーク」で開発するコンセプトづくりの段階から参画していたため、これまでにコンソーシアム参加企業から、案件の上流コンサルティングや提案書作成、開発、テストまでを約20社分を受託してきた。07年2月期はこの売上高が約5億3000万円、全売上高の約40%を占める。

 しかし、「GRANDIT」を販売する営業部隊が存在せず、株式上場で得た資金を投じて、「自社で直接企業からERP案件を獲得し、直接サポート支援もする体制をつくる」(梅田社長)と、業務分析やコンサルティング、カスタマイズ、導入、サポートまで統合的なサービスを提供する。

 直販に加えて、企業から受注案件を獲得できるパートナー制度も6月までに確立する。当面は、自社のEC(電子商取引)サイト構築パッケージ「SI Web Shopping」を販売するパートナーから1-3社を「GRANDIT」の1次店として認定する計画だ。