ネットジャパン(蒋冠成社長)は、サーバー用バックアップソフト「ShadowProtect Server Edition」の拡販に向け、ハードメーカーのサーバー製品と組み合わせたディザスタリカバリ(DR)の製品・サービス提供に力を注いでいる。このほど富士通ソフトウェアテクノロジーズ(FST)との協業で、ftサーバー「PRIMAGY FTモデル」とのパッケージ化を実現。これにより、富士通製PCサーバーすべてに対応することになった。

 ネットジャパンの長谷川達夫・営業本部法人営業部アカウントマネージャーは、「安価で高可用性を求めるニーズに対応するためには、ftサーバーとの組み合わせが欠かせない。他社にはないソリューションとしてユーザー企業を増やせるのではないか」とみている。販売は、FSTをはじめ富士通のPCサーバーを担ぐSIerやリセラーを通じて行っていくことになる。フルラインアップ化により、富士通グループ経由でのバックアップソフト販売が「前年度の6倍に膨れあがる」と見込んでいる。

 ネットジャパンでは2004年からFSTと協業。昨年8月には、MSCS(マイクロソフトクラスタサーバー)環境用システムバックアップを提供していた。同パッケージで、大企業や研究機関など大規模システムを導入する企業を中心としたユーザーを獲得するなど堅調にビジネスを拡大してきた。ftサーバーへの対応に踏み切ったのは、災害復旧に関するニーズが一段と高まっていることに加え、バックアップユーザーのすそ野が中堅以下にまで広がっていると判断したためだ。

 また、ほかのサーバーメーカー製品とのパッケージ化も進めている。NEC製サーバー「Express5800/ftサーバー」でバックアップやDRが可能な製品・サービスも昨年秋から提供している。今後も、「さまざまなメーカーとアライアンスを組んでいく」としており、バックアップソフトの販売を増やしていく。

 「ShadowProtect Server Edition」の市場投入は昨年6月から。サーバーメーカーとの協業に加え、SIerなどを販売代理店として獲得し着々と販売を拡大している。