トレンドマイクロ(エバ・チェンCEO)は、ウェブからの脅威に対して、ネットワークを防御するコンセプト「Total Web Threat Protection」を進めており、それを実現するための製品群、「マルチレイヤープロテクション」の新製品を2008年中に提供する予定だ。提供を計画しているのは、企業内ネットワークで挙動を監視する製品。

 「マルチレイヤープロテクション」では、従来のエンドポイント、ゲートウェイに加え、企業内のネットワークでの振る舞いを監視し、状況に応じたサポートと、何らかの問題があった場合にはネットワークの一部を隔離、復旧を行う。さらに、同社の持つ「Webレピュテーションデータベース」を活用し不正サイトへのアクセスを防ぐ「Webレピュテーション」や電子メールのIPアドレスを評価する「E─mailレピュテーション」など、インターネット上の脅威の防御も含めた、4層でのセキュリティを実現する。

 「パターンファイルに落とし込むにも時間がかかる。その間ダイレクトに私どもが所有しているデータセンターとデータベースを利用することにより、即時性をもった対応ができる」(大三川彰彦・上席執行役員日本代表)としている。特にレピュテーションに関しては最もアドバンテージを持っている部分としており、「『マルチレイヤープロテクション』については08年に重点的に取り組んでいく」と話している。