ニュース

日立システム、インメモリDB「EXASOL」の機能拡張版

2009/03/10 21:28

 日立システムアンドサービス(日立システム、三好崇司社長)は、インメモリDB「EXASOL(エクサソル)」の機能拡張版を3月10日に発売した。

 「EXASOL」は、独EXASOL AGが開発したインメモリDB製品で、独自のインメモリRDBMSと並列処理の技術により、世界最速の検索性能を実現した次世代データウェアハウス・エンジン。今回の機能拡張版では、日立製作所(日立、古川一夫社長)の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」小型高集積モデル「BS320」での稼動を確認した。

 「BladeSymphony」シリーズは、日立が提供するブレード仕様のサーバー部とストレージ部、ネットワーク部を統合したプラットフォーム製品。この小型高集積モデルである「BS320」は、インテル Xeonプロセッサを最大2個搭載可能なサーバーブレードを10枚まで搭載でき、1Uサーバーと比較して、より高密度にサーバーを設置することができる。

 「BS320」での稼動を確認した「EXASOL」機能拡張版によって、リアルタイム分析を実現する検索性能と、データ増加にも柔軟なスケーラビリティを実現するシステムの提供が可能となる。同社では、「EXASOL」および関連するソリューションを、パートナー経由も含めて2010年度までに約30億円の販売を目標としている。
  • 1

外部リンク

日立システムアンドサービス=http://www.hitachi-system.co.jp/

日立製作所=http://www.hitachi.co.jp/

「EXASOL」=http://www.hitachi-system.co.jp/exasol/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>