クレオ(土屋淳一社長)は、法人向け会計システムソリューション「ZeeM 会計」で、IFRS(国際会計基準)対応計画を発表した。企業のIFRS対応を支援するための「ZeeM IFRS対応推進室」を設置した。

 「ZeeM 会計」では、11年3月までに順次コンバージェンス(収れん)対応版を、同年12月にアドプション(全面採用)対応版をリリースし、15年にはIFRS強制適用に向けて機能強化する。

 コンバージェンス対応においては、有形固定資産の除去に係わる費用などの計上基準となる「資産除去債務」とマネジメント・アプローチの採用による「セグメント情報等の開示」を10年3月にリリースする。また、財政状態などにおいて適切な期間比較を行うための会計方針変更による「過年度遡及変更可能」の対応は、11年3月にリリースする。

 一方、アドプション対応については、11年12月に以下の機能をリリースする。

(1)一つの会計取引から異なる会計基準の仕訳を生成し、IFRS対応、日本基準といったそれぞれの財務諸表を作成できる「複数帳簿対応機能」

(2)「貸借対照表」「損益計算書」「財政状態計算書」「包括利益計算書」などの帳票を出力できるようする「財務諸表対応機能」

(3)連結財務諸表の作成に用いる親会社およびその子会社の財務諸表が会計期間をまたがって出力できるようにする「期ずれ」への対応機能

(4)複数の資産台帳管理や減損の戻入、資産除去債務の割引率見直しなど、固定資産/リース資産への対応機能

 12年1月以降はIFRS基準の追加に伴う機能追加、先行適用したユーザー企業からの要望を反映し、強制適用が予定される15年4月(予定)まで順次機能強化を図る計画。