日本システムディベロップメント(NSD、今城義和社長)は、BCP(事業継続計画)およびパンデミック対策ソリューション「どこでもセキュア」を10月30日に発売する。

 「どこでもセキュア」は、アドオン型シンクライアントソフト「Eugrid Secure Client」と検疫ネットワークシステム「NSD Quarantine Management」を組み合わせたソリューション。「Eugrid Secure Client」をPCにインストールしてシンクライアント化する方式のため、従来のシンクライアント(画面転送型、ネットワークブート型)とは違い、既存PC環境を利用でき、低コスト、短期間で導入できる。

 また、VPN接続では、ユーザー認証とMACアドレスによる端末認証を併用。無許可の端末による社内システムアクセスを遮断するほか、ウイルス検疫も行い、安全な環境でリモートアクセスできる。

 従来型のシンクライアントとは違い、常時接続が不要でオフラインでも利用できるのも特徴。災害時にデータセンターが停止し、一時的にインフラが使用できない場合でも、業務を継続できる。在宅勤務者が一定以上の数になった場合には、必要な時だけ社内システムにアクセスする方法をとることもできる。

 ユーザーのプロファイルデータは、保護されたUSBメモリーに入れて持ち出すが、「Eugrid Secure Client」をインストールした正規PC以外でしかデータを認識しないため、紛失時の情報漏えいも防ぐことが可能。また、緊急時の使用だけでなく、平常時でも通常PC機能をそのまま利用でき、リモートセキュリティシステムとしても利用できる。

 システム構成は、「Eugrid Secure Client」管理サーバー1台、「Eugrid Secure Client」ソフト1式、「SNP-RemoteAccess」サーバー1台、「NSD Quarantine Management」ソフト1式、「JuniperSSG」1台。価格はシンクライアントが初年度保守込みで98万円から(サーバー代別途)。また、検疫ネットワークが初年度保守込みで232万円から(サーバー代込み)となっている。