セイコープレシジョン(中村敏宏代表取締役)は、ネットワーク関連機器のロードバランサーで国内市場シェア10%獲得を打ち出した。シェア拡大に向け、ネットワーク系インテグレータ経由など販売網の構築を模索している。現在、3社と話を進めており、そのうち1社と近い将来に販売契約を締結しそうだ。

 これまでの販売体制は、ユーザー企業に対して直接アプローチする直販モデルが中心。ベンダーとの取引もあったが、販売網として確立していたわけではなかった。これは、「製品カテゴリが少なかった」(大西宏明・システム事業部ソリューション開発部長兼タイムビジネス担当部長)ことが原因という。

 しかしロードバランサーの需要が増えている状況を踏まえ、このほど下位機種を発売し、近く上位機種の市場投入を予定していることから、「事業の柱に据え、拡販体制を整備することが重要と判断した」(土屋一典・システム事業部ソリューション営業部長)としている。

 現時点での国内シェアは1%程度。10%のシェアを「2013年には達成する」(土屋営業部長)と意気込む。売上高については「年率2倍の成長が続く可能性は十分にある」(同)と自信をみせる。