ノベル(徳永信二社長)は、2010年2月に発売したWindows搭載サーバーのバックアップ用アプライアンス「PlateSpin Forge」の拡販に本腰を入れる。4月上旬に同製品の優位性や提案方法などを説明するイベントを開催し、パートナーへの周知活動を開始した。発売後1年間で100社への納入に向けて、パートナー支援を本格化する。

 「PlateSpin Forge」は、複数の「Windows Server」搭載サーバーのバックアップと復旧を行うために開発された専用機器(アプライアンス)だ。「VMware ESX」を活用した仮想環境上に複数サーバーをWebアプリでバックアップできる。主に、災害対策ソリューションに活用できる製品だ。542万9400円(サーバー10台バックアップ用)で2月28日に発売した。

 イベントでは、徳永社長ほか技術、営業、サポートなどノベルの幹部が登壇して製品の優位性を説明した。すでに同製品を販売・利用しているリコーITソリューションズやJFEシステムズの担当者も登場。「災害対策ソリューションを提案する一つのギアツール」(リコーITソリューションズの豊田潤一・先端技術部部長)などと話し、SIerとしてのメリットも強調した。

 ノベルは現在、「PlateSpin」シリーズ製品の販売に力を注いでいる。同シリーズで仮想環境への移行ツール「PlateSpin Recon」と「PlateSpin Migrate」では、TISやCTCSPなど、有力ITベンダーとの協業体制を確立している。今後は、「PlateSpin Forge」でも同様に有力ITベンダーとのアライアンスを組みたい考えだ。(木村剛士)