電子情報技術産業協会(JEITA、大坪文雄会長=パナソニック社長)は、5月12日、移動電話(携帯電話およびPHS)の2010年3月と09年度(09年4月~3月)の国内出荷台数実績を発表した。

 09年度通期では、携帯電話が前年度比11.7%減の3059万3000台、PHSが同31.1%減の83万3000台。合計では、同12.3%減の3142万6000台と、2年連続のマイナス成長だった。3000万台前半の出荷台数は、98年度の水準という。理由として、「不況と、07年に始まった携帯電話の新販売方式の影響で、利用者の買い替えサイクルが長期化した影響が出ていると思われる」とした。

 一方、10年3月の出荷台数は、携帯電話が前年同月比1.1%減の276万1000台、PHSが同29.2%減の7万9000台。移動電話合計では、同2.1%減の284万台で、3か月ぶりに前年同月実績を割り込んだ。JEITAでは、「各メーカーが出荷を始めた春モデルが需要を押し上げる要因になっていない」と分析した。

移動電話(携帯電話およびPHS)の国内出荷台数推移(年度)