三菱電機(山西健一郎社長)は、オンデマンドITサービス「DIAXaaS(ダイヤエクサース)」ブランドのもと、新サービスを順次提供していく。

 三菱電機が医療向け実証事業などで培ってきたセキュリティ技術と高信頼度技術を生かし、アプリケーション、プラットフォーム、システム構築・支援までをトータルに提供していく。2015年度に、アプリケーション、プラットフォーム事業で350億円の売り上げを目指す。

 「DIAXaaS」はグループ会社の三菱電機情報ネットワーク(MIND)のデータセンター(DC)を利用し、総務省の医療向けガイドラインに準拠したセキュリティ管理レベルを実現している。HISPRO(保健医療福祉情報安全管理適合性評価協会)認定セキュアネットワークと、通信とデータの二重保護によって盗聴を防止する。また、耐震設備と高度電源・空調管理などを備えた国内設置型のDCを利用。サーバー仮想化基盤、マルチキャリア高信頼ネットワークによってシステムを冗長化し、統合運用管制センターが24時間365日監視する信頼性の高いプラットフォームを提供する。

 サービスは、グループ会社4社から提供。すでに、MINDからはウェブシステムの脆弱性検査を実施してレポーティングするSaaS型ウェブセキュリティ診断サービス「WebMinder on Demand」が、三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)からはFAXで送信された手書き文字をテキストデータに変換するOCRサービス「MELFOS on Demand」がリリース済み。

 今後、MDISからSaaS型業務システムのコンサルティング、構築・運用を提供する「ITサービスインテグレーション BizFLEX」(7月21日提供)、三菱電機インフォメーションテクノロジー(MDIT)からシステム関連経緯、IT全般統制を統合したオンデマンド基盤を構築する「Fine Platform Solutions」(7月21日提供)をリリースする。またMINDからIaaS型プラットフォームを提供する「Value Platform on Demand」(2010年9月予定)、ジャパンネットから医療向けセキュリティレベルを満たした電子署名サービス「@Sign on Demand」を提供予定。