米Amazon.comの子会社であるAmazon Web Services LLC(AWS)は、8月19日、スタートアップ企業がAWSのクラウド・プラットフォームを簡単に費用対効果の高い方法で導入することを目的に「スタートアップチャレンジ」コンテストを開始すると発表した。4回目を迎える今回は、初めて日本やアジア・パシフィックを加え、世界22か国のITベンダーなどを対象に行う。

 コンテストで各地域から選ばれた準決勝進出者には、2500ドル(約20万円)相当のAWSサービスチケットを贈る。決勝進出者には、1万ドル(約85万円)相当のチケットを贈り、米国で開催のグランプリ決勝と授賞式に招待する。クランプリ受賞者は、5万ドル(約430万円)の現金と5万ドル相当のチケットが授与されるほか、アマゾンによる出資の可能性も得られる。

 スタートアップ時の企業や起業家は、製品開発やサービス提供に割けるリソースやインフラ、資金に制約がある。同コンテストでは、コンテストに提出したプランの独創性と創造性、長期的な成功の可能性と拡張性を審査し、受賞者を決める。

 AWSでは、参考案件として日本の想創社の事例を挙げている。想創社は、01年1月にプログラマーの藤井真一氏が創業し、携帯電話向けのツイッターサイト「モバツイ」サービス事業を立ち上げ成功している。スタートアップ企業ながら、このように成功しそうな企業や起業家を選ぶ――。