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フォトロンメディカルイメージング 医療向けeラーニングに意欲 動画管理の強み生かす
2010/08/26 10:16
週刊BCN 2010年08月23日vol.1346掲載
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布施信夫社長 |
動画の管理需要が大きいのは循環器と脳外科の一部で、いずれも高度な診断能力や外科手術の技量が不可欠な分野だ。患者の生命を左右する重要部位だけに、若手医療従事者の実地研修が簡単にはできないのが実情だ。そこで、動画を活用し、かつ上級者にオンラインで指導を受けることができるコミュニケーション機能が充実したeラーニングシステムに注目が集まる。
フォトロンメディカルは、動画管理システムに特化した事業戦略が奏功。2007年のフォトロン本体から分社独立して以降、営業利益が年率およそ2倍ずつ伸びるなど好調に推移している。今後は、eラーニングなどの商材を加えていくことで、向こう3年で直近の約2倍に相当する「10億円の売り上げを目指す」(同)と、意気込む。(安藤章司)
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