日立ビジネスソリューション(木村伊九夫社長)は、日立製作所中央研究所が開発した新方式の高品位知的音声合成技術をベースとした汎用知的音声合成システム「VoiceSommelier Neo(ボイスソムリエ ネオ)」を開発し、10月8日から販売する。

 「ボイスソムリエ ネオ」は、自然で滑らかな聞きやすい音声を生成。調整作業の大幅な軽減を図るとともに、組み込み用途などでの低ビットレート時にも明瞭感の高い音声品質を実現した。

 音声の種類は、女性2種類(やや高めの明るい声、落ち着いた声)と男性2種類(やや高めの明るい声、落ち着いた声)。

 アプリケーションタイプのほか、自動音声合成向けにライブラリタイプを用意したことで、音声による操作ガイダンスやデータ情報の読み上げなどをユーザーアプリケーションに組み込むことが可能になった。

 機能面では音声調整作業を大幅に軽減し、漢字かな混じり文のテキストを入力するだけで、音声合成によるアナウンスやナレーションを簡単に作成することができる。また、聞き取りにくい部分など再調整が必要な箇所を大幅に少なくすることで、音声調整にかかる手間を省くことができる。

 編集画面でアクセントやイントネーション、音の高低や長さなどの調整機能を搭載(アプリケーションタイプの「パーソナルモデル(読み上げ専用)」とライブラリタイプを除く)。作成した音声はWAV形式ファイルとして出力できる(パーソナルモデルを除く)。

 また、Microsoft Office PowerPoint2003/2007のアドイン機能によって、ノート部分に書いたテキストからナレーション付きのスライドを自動作成でき、eラーニング教材やプレゼンテーション資料、デジタルサイネージコンテンツなどにも利用できる。