NECは2月25日、中期経営計画「V2012 -Beyond boundaries, Toward our Vision-」の一環として、2010年4月1日付けで組織を再編すると発表した。新組織で、(1)IT・ネットワークソリューション事業、(2)グローバル事業、(3)環境・エネルギー事業の3事業を強化する。

 IT・ネットワークソリューション事業では、「ITプラットフォームビジネスユニット」と「企業ネットワークソリューション事業本部」を統合し、「プラットフォームビジネスユニット」を新設する。クラウド事業の基盤を担うITプラットフォーム事業と企業ネットワーク事業を一つのビジネスユニットに統合することで、クラウド時代に適したソフトを含むITとネットワーク融合製品の開発を強化する。

 一方、グローバル事業では、中華・アジア太平洋地域市場の営業力強化を目的に、海外営業本部から営業組織を分離し、「中華圏APAC営業本部」を新設。既存の顧客ベースを多数保有する米州、欧州、中東、アフリカ市場を担当する「米州EMEA営業本部」との二極体制を構築する。

 環境・エネルギー事業では、自動車用高性能リチウムイオン電池の電極事業を推進するとともに、電力貯蔵等スマートグリッド関連事業を創出するなど、新環境・エネルギー事業を開発・推進する。コーポレート直下に「環境・エネルギー事業本部」を新設。事業本部内に「環境・エネルギー事業開発室」と「エネルギープロダクト事業部」を設置する。2010年4月1日設立予定のNECエナジーデバイスと一体となって、環境・エネルギー事業への取り組みを一層加速させる構えだ。

4月1日付けで実施する新組織