【北京発】個人・法人向けセキュリティを展開する独Gデータソフトウェア(フランク・ハイスラー/ディルク・ホーフストラーテ代表取締役)が、中国での事業を本格化させる。2010年5月に中国の現地法人を北京に設立し、現在、現地の販売パートナー候補と交渉中だ。11年初頭をめどに、個人・法人向けでのビジネス開始に向けて準備を進めている。

 中国のセキュリティソフト市場は、外資系と地場企業がひしめく激戦地。Gデータは、製品が第三者機関のテストで優秀な成績を上げたことなど、高い品質を前面に押し出すことで、他社との差異化を図っていく。

 法人向け事業は、上海や北京など、海岸地区で活躍する欧米企業を主要ターゲットに据え、販売パートナーを1~2社に絞って深い関係を構築する戦略を採っている。

 中国現地法人のマヌエル・フリースステーション・チーフは、「クライアントのセキュリティへの意識が以前より高くなるなど、よい方向に進んでいる。これを追い風に、事業を成功させたい」と意欲を示した。(ゼンフ ミシャ)