【北京初】英国最大手NIerのブリティッシュ・テレコム(BT、イアン・リビングストンCEO)の中国法人は、グローバル進出を図る中国企業が急増することを受け、グローバルネットワーク構築の事業拡大に力を入れている。

肖文総経理

 肖文総経理は、「当社がクライアントにもつ世界中の企業の約80%が、中国で事業を拡大している。クライアントの成長は、ネットワークを提供する当社の成長にもつながる」と中国市場の重要性を語る。

 これまでは中国に進出している外資系企業を主要ターゲットにしてきたが、最近は急増する中国地場の多国籍企業の開拓に注力している。なかでも製造と物流の2業種でグローバルネットワーク構築のニーズが高いとにらみ、重点的に攻略している。

 具体的には、NGCC(Next Generation Call Center=次世代コールセンター)やユニファイド・コミュニケーション(UC)の技術基盤を商材に、大型案件の獲得を狙う。営業活動の加速化に向けて体制を強化し、「向こう2年で、これまでにない規模で営業スタッフを採用していく」(肖総経理)という。

BTのオフィスがある北京中心部の東方広場

 営業体制の強化と同時に、同社の技術や提案を披露する場として「カスタマー・テクノロジー・ショーケース・センター」を、11月中に北京オフィスの一部に開設する。地場企業と積極的に接して、製品を分かりやすい形でアピールしていく戦略だ。

 さらに、ネットワークや設備など、必要不可欠なパートナーとの関係を強化していく。肖総経理は、「今後、国による規制が緩和されることに期待しつつも、現地パートナーとの連携を深め、強い立場を築いていきたい」と語った。(ゼンフ ミシャ)

BTは天安門広場に伸びる10車線道路・長安街に面している