ITホールディングスグループのTISの中国現地法人である天津提愛斯海泰信息系統有限公司(天津TIS海泰、丸井崇総経理)は、世界第2位(2010年6月時点)の高速スーパーコンピュータを提供している中国のハードメーカー曙光信息産業有限公司(曙光、歴軍総裁)と、中国におけるクラウドサービス分野で業務提携に合意した。天津TIS海泰と曙光は技術協力と共同営業を行い、中国国内でクラウドサービス事業を推進する。

 具体的には、天津TIS海泰の「天津濱海高新インターネットデータセンター」と曙光のサーバーを活用し、PaaS/IaaS型クラウドサービス「翔雲(シャンユン)」の提供を今春に開始する予定。中国に進出している日系企業や、中国国内の金融・通信・製造業、中国政府が進める情報通信技術戦略「物聯網(ウーレンワン)」にかかわる公共サービス事業者などを中心に提供。2016年までに約100社へのサービス提供を目指す。

 このほか、中国各地に展開するクラウドコンピューティングセンターの設計・運用管理の構築や、「物聯網」にかかわる新規事業などについても協業・連携を検討していく。(信澤健太)