医薬品開発受託機関(CRO)事業などを展開するシミック(中村和男会長兼社長)は、ウィプロとオラクルの技術を活用し、SaaS型の新治験管理システム(CTMS)を導入した。

 SaaS型CTMSは、ウィプロの治験管理システムソリューション「Wipro Rapid Trial」と、オラクルの治験向けアプリケーション「Siebel Clinical」を基盤とするもの。治験の情報や医薬品の開発に伴う費用の一元管理を可能にする。また、各種規制や手順、プロトコルなどに沿って、治験施設への訪問と報告などをより正確なプロセスで実行することができる。米国連邦規則21条第11章の「電子記録・電子署名に関する規制条例」に準拠し、コンプライアンス強化への高い効果を見込む。

 シミックは、国際共同治験の支援業務の強化に加え、東南アジアでの事業拡大を目的に、クラウド環境を活用したSaaS型の新治験管理システムを導入した。(信澤健太)