アイ・オー・データ機器(細野昭雄社長)は、被災地の復興を支援するため、義援金および通信機器や液晶ディスプレイなどのIT機器の提供を行うことを発表した。

 義援金については、4月22日、従業員からの募金に同社からの拠出金を加え、100万円を石川県を通じ寄付した。IT機器の提供としては、UQコミュニケーションズの協力を得て、仙台市役所の臨時端末の通信環境用機器および回線として、高速・大容量のモバイルブロードバンド通信方式「WiMAX」によるデータ通信環境を100式提供する。

 具体的には、アイ・オー・データ機器が、WiMAXの利用に必要となる機材100式(USB接続データ通信カード「WMX2-U01」を100台、モバイル通信ルータ「WMX-GWBA」および「WMX-GW02A-BK」を各50台、LANケーブル「LC-C6/5M」を100本)を提供。UQコミュニケーションズは一定期間、WiMAX回線を提供する。機材への接続ガイドの印刷などには、ヨシダ印刷の協力を得ている。

 また、一時的に石川県内の県市町営住宅に入居する被災者に、地上デジタルチューナーを搭載した液晶ディスプレイを200台、無償提供する。さらに、ICT産業界の各種団体が共同で設立した「東日本大震災 ICT応援隊」に参加し、ネットワーク機器などの提供で協力する。

 なお、災害救助法対象地域に住んでいるユーザーが所有し、震災で影響を受けた同社製品について、保証期間に関わらず無料で点検し、修理可能な状態であれば交換部品代のみで修理対応を行う特別修理サービスも実施している。